音楽プロデューサー 笹路正徳さんとパラヴィチーにが対談をしました。

先月下旬に、analog誌の取材でパラヴィチーニは音楽プロデューサーの笹路正徳さんのご自宅にお伺いしました。※現在発売中のAnalog Vol.41にこの模様が掲載されています。

 

笹路さんは、普段はスタジオワークがほとんどでレコーディングが大好きで、ミュージシャン仲間にもオーディオを薦めてきたということで、Audio Accsessory誌にも連載をされている程のオーディオファイルです。

 

笹路さんは、以前からのEARとNottinghamの愛用者でもあり、主にクラッシックを聴くためにEAR859を寝室にて、音楽部屋ではSpacedeck とEAR834Pをご愛用していただいています。

 

笹路さんのお宅に、EAR88PB、EAR912,EAR509Ⅱをお持ちして、機器を入れ替え音の変化を楽しむという企画でした。最初に笹路さんが28歳の時にプロデュースしたという1983年のマリーンのDejavuの曲を聴いてみました。

最終的に912と509を投入して、パラヴィチーニがカッティングやマスタリングに関わった、プロコルハルムの青い影、ライクーダー、MOFI盤フランクシナトラの曲等名演奏を立て続けに聴きました。

 

改めて笹路さんはマスターテープの音が聴けたと驚いた様子でした。各楽器の音場感が見え、レコーディングエンジニアの抜群のうまさが分かる。その表現では、おそらく笹路さんの頭の中にでは、瞬時にして各演奏者、ボーカル、エンジニアの姿が見え、楽器や録音機材が収まったスタジオの空間、その時代の空気感までもつかんでいるようでした。

 

なかなか一般人がマスターテープの音は聴くことができませんが、マスターテープを知る二人だからこそ、第一線のプロのさまざまな経験を積んできた笹路さんとパラヴィチーニにしか分からない世界が広がっていました。

 

最後に笹時さんは、真空管アンプについて決して古い懐古主義のものではなく、甘いというイメージはない。むしろ実際スタジオでは、コンプレッサーをはじめ、マイク、ギターアンプに至まで使用され馴染みがあり、ハイスピードで、温度感があり、ガッツ、パワー、ワイドレンジがあると言っていました。

 

10月12日(土)のハイエンドショウでは、Music Bird 主催 田中伊佐資さんの番組「アナログサウンド大爆発!〜オレの音ミゾをほじっておくれ」の公開収録に笹路さんが登場します。

 

 

先日での取材の模様はFacebookでも紹介されています。

 

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オーディオファンの皆様、ミュージックラバーの皆様

是非、ハイエンドショウにお越し下さいませ!

スケジュール詳細は近日公開予定です。