開催概要会期 :2013年6月8日(土)
会館時間 :オープニング:15:00〜16:00
第1部 :16:00~17:00頃
休憩 :17:00〜18:00
第2部 :18:00〜20:00頃
会場 :蔦屋書店3号館 2階 音楽フロア ●代官山蔦屋書店さんのサイトへ
住所 :〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17-5(マップ、アクセス方法)
※入場無料(終了しました。)
演奏予定使用機材:
プリアンプ :EAR 912
パワーアンプ :EAR 509 II
ターンテーブル:Nottingham Spacedeck
ターンテーブル:Clearaudio Ovation
カートリッジ :Clearaudio Stradivari
CDプレーヤー :EAR Acute3
スピーカー :Diapason Astera
(イベント内容)
●オープニング:15:00 〜
最新オーディオ装置で聴く、アナログ・レコードの驚くべき音。旧盤、復刻盤、新盤の音楽をお楽しみ頂きながら、アナログ・レコードの素晴らしい響きをご紹介します。
●第1部:16:00 〜
ステレオサウンド Beat Sound 編集長 武田昭彦氏をお迎えして4月23日に発売された『アナログ音盤』でご紹介したポピュラー系の新譜LPに加え、新譜の78回転盤を含む最新のアナログ盤の数々をご紹介致します。
さらにアメリカの高音質リマスター盤のMobile Fidelity社に深く関わりを持つパラヴィチー二をゲストにリマスター盤の魅力をお届けいたします。
特別ゲスト:ティム・デ・パラビチーニ(英国EAR社主宰者)
●第2部:18:00 〜
衛星デジタルラジオMUSICBIRD「ターンテーブルの夜」公開収録~大人の音楽とアナログ・レコードの夕べ~巷では空前のアナログ・ブームと言われています。「一度忘れ去られたはずのLPがどうして?」。その答えがこの日T-SITEでみつかるかもしれません。
この日やってくるのは、大人のための音楽専門放送局MUSICBIRDから、噂の番組「ターンテーブルの夜」。時がめまぐるしく進む現代、慌ただしく生きる毎日に、長い時を隔てたアルバムの味わいを堪能してみませんか。
衛星デジタルラジオMUSICBIRDの「ターンテーブルの夜」は、アナログ・レコード専門のジャズ・ボーカル番組。DJをつとめる武田清一さんは、レコードと真空管アンプを長年にわたり愛し続け、現在は東京国立市でボーカル・カフェ「Sings」を経営しています。この日は武田さんがアメリカ西海岸で集めてきた程度の良いオリジナル盤を、英国EAR社の真空管アンプと、ノッティンガム社のターンテーブルで再生。「いい音を楽しむ」大人の音楽ファンに愛されて10年、人気番組のヒトコマを、最高の音でお楽しみください。
進行役:武田清一
特別ゲスト:ティム・デ・パラビチーニ(英国EAR社主宰者)
※このイベントの模様は後日MUSICBIRDで放送されます。
進行役:武田清一プロフィール学生時代からRCサクセション結成前の忌野清志郎らとバンド活動を始める。1970年代にフォークグループ「日暮し」を結成、「いにしえ」という大ヒットを残た。アナログレコードの大ファンで、ジャズヴォーカルを中心に3000枚を越えるコレクションの持ち主。自宅では二つのオーディオを音楽によって使い分け、CDでは得られないアナログサウンドを楽しんでいます。
国立市でCafé Sings経営。
ミュージックバード:イベント
※使用機材及びイベント内容につきましては、予告なく変更される場合があります。
(試聴会後記)
今回のイベントは「第6回大人のアナログコンサートスペシャル」と銘打って、「ステレオサウンド」さんや衛星ラジオ「ミュージックバード」さんのご協力も得ながら、アナログ・レコードの魅力や面白さについて語って頂きました。
EARの設計者「ティム・デ・パラヴィチーニ」(通称、ティムさん)も来日し、大いに盛り上がったイベントとなりました。
第1部ではステレオサウンドさんから好評発売中の「アナログ音盤」(ビートサウンド)編集長の武田さんがご登場。海外、国内に関わらず、アナログ盤製作におけるエンジニア等々に関してとても造詣が深く、特に浅川マキさんの「夜が明けたら」の音の透明感や空気感は絶品でした。また、ライ・クーダーの弾くスライド・ギターが印象的な「パリ・テキサス」のサントラでは、スライドバーとスチール弦のスレ合うヴィブラートの繊細な音が、これまた美しい奥行き感を伴いながら再現されて素晴らしかった。ティムさんを交えたトークでは、武田編集長のエンジニア的な視点に立ったプロフェッショナルな質問にティムさんが応えるというとても興味深いお話を聞くことが出来ました。凄く勉強になった1時間でした。
第2部はCafe Sings さんのオーナーであり、ミュージックバード「ターンテーブルの夜」でパーソナルを務めるDJであり、また生粋のEARユーザーである武田清一さんがご登場。お得意の女性ヴォーカルをたっぷりと楽しませて頂きました。相変わらず聴く者を飽きさせない軽妙なトークも絶好調で、ティムさんとのやり取りもお客様の笑いを誘って、いつも温かな雰囲気に包まれた時間が流れていたと思います。
トータルで約5時間というイベントであるにも関わらず、最初から最後までず~と聴いて頂いたお客様もいらっしゃいました。「是非、レコードやろうと思います。」と最後にお声をかけて頂いたお客様、本当に感激です。
また、このイベントの開催にご尽力頂いたステレオサウンド、ミュージックバード、また代官山蔦谷書店のスタッフの皆様に、本当に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
また次回も皆様に楽しんで頂けるようなアナログコンサートをご提案出来るように努めたいと考えております。
蔦屋さんで紹介したアナログ曲目リストです。
☆オープニング ヨシノトレーディング
【新譜編】
●デヴィッド・ボウイ/ヴァレンタインデー(ポール・スミスとのコラボ限定LP)
【デジタルリマスター復刻盤】
●ビートルズ/ひとりぼっちのあいつ(アナログBOXセットより)
●ピンクフロイド/スピーク・トゥー・ミー 〜 生命の息吹(2011リマスター、狂気より)
【45回転復刻盤】
●エルヴィス・プレスリー/監獄ロック(24カラットヒッツより/アナログプロダクション)
【ハーフスピードマスター復刻盤】
●ジョン・レノン/イマジン(モービル・フィデリティー盤より)
【旧盤】
●ヘンリー・マンシーニ/ムーン・リバー(ティファニーで朝食を/RCA Living Stereo盤 '61)
●マイケル・ジャクソン/スリラー(12インチシングル '82)
●荒井由実/卒業写真(COBALT HOUR '75)
●美空ひばり/川の流れのように(7インチ ドーナツ盤 '89)
☆第一部 アナログ音盤 武田編集長
【サントラ】
●坂本龍一/戦場のメリー・クリスマスより「メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス」
●ジョン・バリー/ザ・ナックより「メイン・テーマ」
●プリティ・ウーマンよりロイ・オービソン/プリティ・ウーマン
●ライ・クーダー/パリ・テキサスより「メイン・テーマ」
【邦楽編】
●浅川マキ/ファーストより「夜が明けたら」
【復刻編】
●ビーチ・ボイーズ/グッド・バイブレーション※78回転10インチ
●ボブ・ディラン/風に吹かれて ※45回転LP モービル盤
☆第二部 武田清一さん
●パティ•ページ/ルート66
●ペギー•リー/ハート
●ダイアナ•クラール/ウェアー•オア•ウェン
●ボブ•ドロー/バット•ビューティフル
●ドリス•ディ/ララバイ•オブ•ブロードウェイ(10インチ)
●レイニー•カザン/ア•ハウス•イズ•ノット•ホーム
●マイケル•ブブレー/サムシング•ステュピット(CD)
●トニ•キャロル/ス•ワンダフル
●ベン•シドラン/セット•ユアーセルフ•フリー
●モニカ•セダールンド/スピーク•ロウ
●チェット•ベーカー/ルック•フォー•ザ•シルバー•ライニング(10インチ)
●リンダ•ロンシュタット/センチィメンタル•リーズンズ