若者へアナログ・レコードの面白さを伝える、ステレオサウンド別冊「アナログレコードはじめてBOOK」をご覧あれ


昨日もYahooニュースのトップページに『アナログレコード人気復活」の記事が掲載されていましたがご覧になられた方もいらっしゃるかと思います。


このニュースでも紹介された「アナログレコード はじめてBOOK」はステレオサウンド別冊として昨年の暮に発売されました。


このムック本は、初めてアナログ・レコードと向き合おうとする若い人達にレコード再生やソフトとしての「ヴァイナル」の面白さ、楽しさを紹介しています。


アナログのノウハウ系の本は、マニアックな方向に走りがちですが、本書は「レコードってクールじゃん!」という雰囲気や魅力が女性にもやさしく伝わるようにカジュアルなスタイルが特長です。


私共もクリアオーディオのプレーヤー「Concept」を使い、ニュースタイル・ストリート系ダンス・ヴォーカル・グループ「Vimclip」のEIKIさんが "初めてのターンテーブルのセッティングとレコードの試聴に挑戦” なる特集のサポートをさせて頂きました。


ステレオサウンドの試聴ルームで行われたレコード試聴では、ソウル、ファンク、ジャズ系の音楽がお好きだということで、それに関連するようなレコードを持参して望みましたが、「音が1つ1つはっきり聴こえる」と、その響きの違いをしっかりと認識されていた様子でした。


これまでも若い音楽ファンにレコードを聴いてもらうイベント活動を行ってきましたが、若い人達の音に対する感度の鋭さにいつも驚かされます。


若い世代自らが感じ、そしてその良さを発信することによって、更にアナログ・レコードの素晴らしさが伝播されて行って欲しいなと思います。


そして、アナログ・レコード再生の良さや楽しさに気付いた若いリスナーが、さらに音質へのこだわりや、ヘッドフォンもいいけど、スピーカーから奏でられる2チャンネルオーディオによる音楽鑑賞へ興味を持つきっかけになってくれればと期待しています。(K)