Diapasonのトップレンジモデル「Astera/アステラ」のエッセンスをそのままコンパクトに凝縮したモデルが「Karis/カリス」です。
Karis のキャビネットはDiapasonのユニークな、そして世界的にもあまり類を見ない特徴である、全て無垢のハードウッドで、まるで楽器のように造り出されています。
接着、乾燥を繰り返しながら1つ1つのキャビネットを仕上げるために、季節の移り変わり等も考慮された制作スケジュールが組み込まれ、その完成におよそ6ヶ月を要します。
またDiapasonのもう一つのこだわりでもあり、音の回り込み(回析現象)を防ぐために考案された多面体形状(ダイアモンドシェイプ)も、Karisの小型キャビネットにも採用され、印象的なエクステリアのアクセントになっています。これは音が綺麗に放射状に放たれるように、そしてスピーカーのキャビネット自体がその障害物とならないようにするための独自のデザインです。
この多面体形状は、スピーカー内部にも及んでおり、キャビネットを構成するウッドの厚みの違いと相まって、キャビネット内部の不要共振を抑える効果を得ています。
Karisにも採用されるDDD(Diapason Direct Drive)テクノロジーは、ベースドライバーとアンプをダイレクトに接続し、ローパスフィルターをクロスオーバーに使用しません。
この結果、センシティヴィティーのロスや位相回転の無い、瞬発力の高い低域の再現を可能としました。
これにマッチングさせるトレブル領域にはシルクソフトドームを採用し、ナチュラルでリアリティーに溢れ、そして立体的な音場をリスナーにお届けします。
キャビネット全てを無垢のカナレット・ウォールナットで仕立てDiapason独自の手間ひまかけて造り上げる技巧を採用する、最もコンパクトなモデル「karis/カリス」。
しかしそこから奏でられる、まさにライブミュージックのような音楽の響きに、無垢のハードウッドにこだわり続けるDiapasonのエッセンスを感じることが出来るでしょう。
●周波数特性: 65/20,000Hz
●ウーファー: 110mm ポリメチルペンテンコーン
●ツィーター: 22mm シルク・ソフトドーム
●能率: 87dB/W/m
●クロスオーバー: 4.500Hz
●インピーダンス: 8Ω
●タイプ: リアポート リフレックススピーカー
●フィニッシュ: カナレット•ウォルナット無垢ナチュラルフィニッシュ
●重量(1本): 5kg
●スタンド重量(1本): 9kg
●サイズ: W190 x D260 x H285mm
●サイズ(スタンド含む): W230 x D270 x H750mm(スパイク付)
※カリスⅢの新製品価格となります。
●サランネット: 別売